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保存方法に気を付けて|最近よく聞くパラベンフリーとは

化粧品などに含まれている防腐剤に「パラベン」というものがあります。現在使用されているパラベンは安全性が高いものなのでそれほど気にする必要はありません。使用方法や保存方法を気にするようにしましょう。

パラベンフリーについて知ろう

パラベンフリーの化粧品

 

一般に販売されている化粧品の中には「パラペンフリー」と記載されているものもあります。
「○○フリー」と聞くとなんとなく「良い商品」と思いがちですよね。
しかし、そもそも「パラベン」とはどういったものなのかご存知ですか?

 

1.パラベンフリーとは

パラベンとは正式には「パラオキシ安息香酸エステル」というもので、化粧品だけでなく、食品や医薬品などに「防腐剤」として使用されていて、抗菌性が高く毒性や皮膚への刺激がすくないものです。
パラベンにはたくさん種類があるのですが、一般的によく使用されているのは、

 

  • メチルパラベン
  • エチルパラベン
  • プロピルパラベン
  • イソプロピルパラベン

などです。

 

パラベンは1種類だけで使用されることもありますが、さらに防腐効果を上げるために2種類以上のパラベンを使用していることもあります。
1種類でも2種類以上でもパラベンが使用されていれば、成分名ではなく「パラベン」とだけ記載されている事がほとんどです。

 

パラベンは「化粧基準」により、化粧品全体量の1%と定められていますが、多くの化粧品で使用されているパラベンは0.1%~0.5%となっています。

 

2.パラベンが含まれている理由

化粧品にパラベンが使用されているわけは、化粧品を触ったときに手についている雑菌を防いだり、空気中の雑菌が入る事を防いだり、化粧品自体が腐敗することを防ぐためです。
要するに、安心安全に化粧品を使用するためにパラベンが使用されているわけです。

 

「防腐剤」と聞くとなんとなく「体に悪そう」と思いがちですが、現在使用されているパラベンは多くの人に対して害が起こるものではない安全性の高い物質となっています。
そのため、パラベンが入っているか否かを気にして化粧品を選ぶ必要はないといえます。

 

パラベンフリーの落とし穴

「パラベンフリー」と記載されている化粧品はその名前の通り「パラベン」が含まれていない化粧品の事を指します。
しかし、全く防腐剤が入っていないものではなく、パラベン以外の防腐剤が配合されいていることがほとんどです。

 

本当に防腐剤が一切入っていない化粧品であれば、保存がほとんどきかないので消費期限が短く記載されています。
バラペンフリーであり他の防腐剤も使用されていない化粧品を使用するときには、消費期限以内に使い切るようにし、出来るだけ菌が触れないようにする事が大切です。
例えば小さな容器に入れ替えたり、容量が小さいものを購入するようにしましょう。

 

菌が入ってしまった化粧品は肌に対して害を起こしてしまう危険性があります。
パラベンは先に記載したとおりほとんどの人にとって害の出ない安全性の高いものとなっています。

 

しかし、中にはどうしてもパラベンが肌に合わない方もいます。
そんな方にはパラベンフリーの化粧品がおすすめです。